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小林よしのり
2023.2.15 13:22日々の出来事

忙しすぎて悩むが、期待に応えなければプロじゃない。

大嘗祭を定めたのは皇極天皇と描いていたが、大間違い
だった。
自分でも「新天皇論」や、新書「女性天皇の時代」で、
持統天皇と描いていたのに、忘れてしまっていた。
まったくダメだ!
身内の岸端かトッキーが指摘してくれればいいのに、
見逃がしている。
もちろん単行本で修正しなければいけないので、担当氏も
忘れないでくれ。

「愛子天皇論」は論破と物語に比重を置いてしまって
いるので、史実がうろ覚えで描いてしまっている。
本当は、わしが過去描いた天皇論と、高森氏の天皇論を
2〜3日、再読して、記憶を取り戻さねばならないの
だろう。
しかし、イベントの打ち合わせや、トラブル対処でも
時間を潰すし、再勉強の時間が取れない。
秘書岸端とトッキーはもっと厳密にわしのコンテを
チェックしてほしい。

その上、「FLASH」の『よしりん辻説法』が次で最終回
になるし、新連載を始める。
この新連載に、編集部が期待してくれて、12~16ページ
取るとも言ってくれている。
まだ決定ではないが、期待されたら応えるのがプロだ。
期待に応えられなければ、仕事の依頼はなくなる。
今から、今以上に忙しくなる。
インドのアニメ版『おぼっちゃまくん』の仕事が入って
きたら、一体どうなってしまうのか?

イベントだけでも、綜合Pが徹底的に統括してくれ
ないだろうか?
もちろん各支部隊長にも頼みたい。
新しい関東のまー隊長は、かなりやり手のように感じた。
あいつは今後、もっと責任を負わせてもメンタル、大丈夫
じゃないか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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